手賀沼ではなぜハスがはびこるのか?

手賀沼抽水植物帯を侵食しながら拡大を続けるハス帯。その様子を再現しようと浅めの池と深めの池にハスとヒメガマを植えた実験。
初年度も次年度も、深めの池ではハスが消え、浅めの池でもハスがヒメガマを駆逐する気配はありませんでした。
三度目の正直の今年度も同じ結果となり、深めの池ではハスだけ植えたところでも、ハスが消えてしまいました。手賀沼ではこれより深いところにもハスが生えているのに、なぜ池では消えてしまうのか。

浅い方ではハスは生き残りましたが、ヒメガマの方が勢いがあります。

この研究と他の課題を合わせて受けてきた助成は今年度で終わりますが、引き続き検討を続ける方向で進めて行くことになりそうです。