ラストスパート

投稿中の「リン飽和」論文、最終修正依頼が届いたと筆頭著者から連絡がありました。大部分がスタイル合わせ的な修正なので、今度でほぼ確実に受理になりそうです。メンバーみんなで、気を引き締めて修正に当たりましょう。

この論文はヒット作になりそうと思っていますが、バイカル湖でいま起こっていることを論文にできれば、これを超えるものになりそうです。幸か不幸か今年は学生がいないので、貴重なサンプルを自分で分析して、筆頭著者として書く時間を十分取れます。

そもそも7月にバイカル湖に行けたのも、自然環境学専攻が「業務を禁じる」なんて措置をしてくれて講義も入試も担当させなかったからで、「バイカル湖を調べなさい」と言う天命だったのかなぁと思わないでもありません。

冬学期についても、私が専攻で担当していた講義はネットから消されていました。サバティカルを頂いていると思って、兼任している理学部での講義の充実や研究等に励んでいるところです。

なお専攻に確認したところ、「専攻の判断で教員に業務を禁じることができる」と記した規則は本学にはないそうで、この専攻の独断でやっているとのことでした。ありもしないことを理由に超法規的に仕事をさせないなんて、よほど人手が足りているようですね^^