日経サイエンス5月号にゴキブリを扱った記事がありました。40分間息を止められるゴキブリ、強力な放射線を浴びても死なないゴキブリ、紙と乾いた糊を食べて生き延びることができるゴキブリがいるだけでなく、頭部無しで数週間生き続けるゴキブリもいるそうです。まるでゾンビ。
日経サイエンスは「Scientific American日本版」なのですが、このゴキブリ記事の冒頭は「もしあれほど不快でなかったら、ゴキブリはスーパーヒーローと言ってよいだろう」という文章で始まります。高校でアメリカ・マサチューセッツ州に留学していたときに「苦手なのはゴキブリ」と言ったらホストシスターから「何で?」と言われました。その家ではゴキブリを見たことがなかったので、アメリカではゴキブリはあまりいなくて、だからそれほど気持ち悪く思わないのかと考えていました。この記事からすると、アメリカでもやはりゴキブリは嫌われものみたいです。