T先生来日

10日にバイカル湖研究の権威・T先生が来日されました。ロシア人の方が日本に入国するためのビザの申請方法が数年前と全く違っていて、ぎりぎりのタイミングで何とか間に合いました。「あまりにバタバタで、日本にいるのがまだ信じられないよ。」「全く。。。」
今日は科研費プロジェクトメンバーの先生方に加えて、10年前にバイカル湖生態系の安定同位体比を総合的に研究されていたW先生にもお越しいただき、いろいろアドバイスをいただきました。なぜ沿岸域だけが急激に変わっているように見えるのか。おそらく湖流が関係しているとのお考えでした。また炭素・窒素安定同位体比だけでは原因の特定は難しいので、他の手法も併用すべきとのことでした。
しっかりした先行研究があること、しかもそれが日本人によって行われていたことは、本当にラッキーです。