マヨ湾一周

28日は5時半から15時まで船に乗って、マヨ湾を1周してきました。ジュゴンジンベエザメは見れませんでしたが、イルカは間近で見れました。
湾内には小さな漁船が何艘もいて、マグロを釣ってました。その内1艘は、私達の船が通りかかった頃に立て続けに2尾のマグロをつり上げていました。下の写真は大物を釣って喜んでいるところです。このキハダマグロの重さは約12kgだそうです。

仕掛けは下の写真の中央にあるように、道糸の先に疑似餌がついただけの至ってシンプルなもの。
餌も不要なこの道具で、わずか1時間で3尾合計約5000ペソの漁獲を得られて、この方にとってはとてもラッキーな日になったようです。

ガイドのP氏によると、以前は沖合に中国船がいてマグロ資源をかっさらっていたそうですが、中国船が来なくなって、ようやくマヨ湾にまでマグロが戻って来たそうです。中国については他にも「中国や韓国の資本が違法採掘をしていて、マヨ湾に過剰な土砂が入るようになった」と、マヨ湾の保全に関わっている人達はあまりよい印象を持っていないようでした。幸い、日本の企業活動については、悪い印象はないようです。