鬼怒川決壊の影響

常総市の洪水、守谷〜つくばの道路が冠水して、冠水していないルートが渋滞したりなどの影響が出ています。昨夜からかなりの雨が降っています。被災地への影響が心配です。
息子が通っていた私立高校では常総市から通っていた生徒さんもいて、深刻な被害を受けた家庭も相当あるそうです。制服を流されてしまった生徒さんのために、着なくなった制服の寄付を募っていると聞きました。
3.11のときは多くの建物が壊れました。今回水没した箇所はかつての氾濫原ですから、地盤は軟弱だったはずです。3.11の際にも被害を受けていた家屋があったかもしれません。
地震津波、洪水被害はどういうところにどのように襲うか、地学の本当に基本の知見を知っていれば、おおよその見当はつきます。今回の被害を見るにつけ、行政(多くは文系出身者)・住民が基本的な知見を持っていたら、ここまで被害は大きくならなかったろうと思います。
文系でも最低限の知見を持てるように、高校までは国民全員、地学必修にすべきです。