秋の無農薬家庭菜園

無農薬で野菜を育てようとすると、雑草・害虫との戦いが大変です。昨年は少し寒くなって虫があまり出てこない頃に冬野菜を植えたところ、春までに大きく育たない作物が続出しました。それで今年は多少食べられるのを覚悟で早めに植えたところ、小松菜などすっかり大きくなり、思ったほど食べられないで済んでいます。

当てが外れたのがアイスプランツ。最近になって植えられるようになった品種なので日本の虫はあまり食べないのではないかと期待していたのですが、後ろに植えてあるホウレンソウより派手に食べられています。もっとも、我が家の虫たちはパセリも根こそぎに食べてしまうくらいなので、アイスプランツのようにクセの無い柔らかい葉は、むしろごちそうだったかもしれません。

今年のつくばの秋は植物にとってかなり暖かいらしく、ナスタチウムがまだ元気です。食用菊が咲く頃にナスタチウムの方が元気なのは、初めての経験です。葉だけで無く茎や花も食べれます。荒く刻んで鰹節と酢醤油をかけたサラダが、晩酌をする父にはよい酒の肴になっています。

9月に植えたカリフラワーも、暖かさの為かもう収穫を迎えました。本当は子供達が帰省する12月になってほしかったのですが。

2度もプラムを丸ごと盗まれたので監視カメラをつけたのですが、アイスプランツを食べに来るのはいったいどんな虫なのか、観察するのにも使えそうです。