イルクーツク→バンコク・スワンナプーム国際空港

ともかく北京を経由しないフライトを選んだ結果、イルクーツクからの帰途はバンコク経由27時間という、二度とこんなチョイスはないだろうフライトになりました。

国際線ではたいてい通路側の席を予約しますが、今回はイルクーツク発がいつもと違って日中、かつ冷帯から熱帯までほぼ直線を飛ぶ航路だったので、窓側を確保して6時間のフライトは車窓観察に徹しました。
離陸してしばらくして、バイカル湖を横断しました。空から見ても、やはり海のようです。

モンゴルから中国にかけての砂漠地帯です。

タイの空港近くの風景は、日本の水田地帯と似ていました。

スワンナプーム国際空港は2006年開港。私がタイの海草藻場研究プロジェクトに関わっていたのは開港前だったので、今回が初めての利用です。
飛行機を降りて入国審査場まで延々600m近く歩いたところから、この空港の尋常ではない広さを感じたのですが、後でネットで調べたら旅客ターミナルビルの総床面積563,000平方メートルは世界一ということでした。
電源、水飲み場、椅子が各所にあり、フリーWiFiも日本語で案内があってスムーズにつながりました。入国審査も窓口が大量にあって各列は数名だったので、一瞬で終わりました。概してサービスが充実した空港だと思います。
出発階(4階)と到着階(2階)の間の3階にお店が並んでいます。タイ料理からハンバーガー、コーヒーショップと多種多様な飲食店や本屋さんなど。唯一のコンビニが下記だったのにはビックリでした。