世界で一番貧しい大統領のスピーチ

「世界で一番貧しい大統領」と言われたホセ・ムヒカウルグアイ大統領。彼が2012年リオ会議(Rio+20)で行ったスピーチの和訳が下記にあると教えて頂きました。
http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/

また昨年来日した際のメッセージや東京外大での講演ビデオが下記にあります。
http://www.choubunsha.com/special/president/

下記はリオ会議でのスピーチから抜粋しました。「環境危機ではなく政治の危機である」、トランプ大統領になってからの温暖化対策など、まさにその通りだと思います。
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マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。
私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?
このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?
(中略)
我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。