日本発国際誌論文を減らすのはとても簡単?

2月14日記事で、産総研と筑波大病院でネットで外部につなげない状態になっていることを書きました。2月末には復帰するかと期待していたのですが、産総研は現在もまだで、今日確認したところ、筑波大病院も「たぶん、年度内は無理」ということでした。
この1ヶ月で、職場のLANがネットにつながってないと論文執筆がいかに困難になるか痛感しました。Web of Scienceが使えないので検索ができないだけでなく、英文校閲会社のサイトにもつながらず、仕方なく電話で連絡して、メール添付で送りました。その校閲会社によると、最近、メール添付で対応してほしいとのリクエストが急増したそうです。産総研と筑波大だけでそんなに急増するはずないので、他の研究機関も攻撃を受けた可能性大です。
そんな苦労を重ねつつ、さぁ投稿となった段階でも、いまどき大抵はWeb投稿です。これまた、どこかLANにつながっているところに行かないと投稿できません。
それでなくても国際誌論文比率が低下している日本の大学ですが、同様の攻撃を一斉に受けたらひとたまりもなさそうです。