マラニックラン

昨日は筑波大・鍋倉先生主宰ランニングラボの、つくばマラソンマラニックランに参加しました。
つくばマラソンコースを試走しながらゴミ拾いをするという、この企画。ラボメンバーに加え、先生のマラソン授業の筑波大生も参加し、幅広い年代の参加者が、おしゃべり、かつゴミ拾いをしながら走るという、なかなかユニークな催しです。私は今年で2度目の参加です。
今回も筑波大学生さん(芸術家、岐阜県から修士号を取りに派遣された教員さん、アメフト部員etc)とお話しながらのランを楽しみました。私は東大出身で現在は東大教授、また40年以上、島根県で調査していて島根大の地元との関係も多少は見ていますが、地域との連携を将来の軸にいかすという点では、筑波大は日本でもベストな位置にあると思います。産総研から東大に出たのは、霞ヶ浦をはじめ日本の陸水環境を破壊する一部の生態学者一派に対抗するには東大教授になるしかないと思ったからですが、もし選択肢があるなら、筑波大教授として、この地域と連携しながら将来の日本の指針になる研究をする方が、東大教授よりもはるかに充実した研究ができると思います。
今年のつくばマラソンはケガなく臨むことに重点を置き、月間走行距離は100km程度に抑え、その代わり大臀筋を強化するウエイトトレーニングに励んできました。今回の試走で、20kmまでは昨年より疲れて「コレは失敗だったか?」と焦ったのですが、毎年起こる25kmからの異様な足の疲れが全くなく、むしろ20kmまでより楽に走れて、目標の4時間30分台での完走を達成できるかも、と思いました。
来年還暦というこの年齢でも少しづつ記録を伸ばせれば、人生全体の励みにもなりそうです。月末の本番を前に、最後の調整をどうするか考えようと思います。