鈴木福君がとりこになった石

昨晩、家事のBGMにとテレビをつけたら、いきなり高校の担任が現れて仰天。「日曜ビッグバラエティ」という番組で、その日は「真っ二つ!!素晴らしき萌え断ワールド」というタイトルでした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/sun/backnumber/index.html?trgt=20180318
担任は地学の先生だったので、真っ二つにするのは、もちろん石です。番組では先生お勧めのベスト3が紹介されていました。
3位は茨城県久慈川のメノウ石で、番組では「ミルフィーユみたい」と紹介されていました。
2位は北海道十勝川の十勝石で「宇宙を閉じ込めたみたい」とありました。ゲストで出演していた鈴木福君がこの石の美しさに、ハイテンションで賛辞を繰り返してました。
これらの石は以前から知っていたのですが、1位に輝いた京都府亀岡市の桜石は、高校の授業でも紹介してくれたことはなく、地学部の部室でも見た覚えがありません。番組では「神様がくれた奇跡の断面」と紹介されていました。「桜石」でぐぐると画像がでてきます。まさに奇跡の断面です。
さっそく先生に「テレビ見ました〜!」とメールしたらお返事に、「子役の福君がこれで石好きになってくれたと、ディレクターの方が言っておられました。」と書かれていました。あのハイテンションブリではさもありなんと思いました。彼が地学好きに成長してくれて、地学の素晴らしさをテレビで広めてくれたらと思います。
先生が地学を一般に広めようと書かれた「宮沢賢治の地学教室」も2月に重版になったそうです。私には先生ほどの発信力はありませんが、地学が高校まで必修になるように、引き続きいろいろやっていこうと改めて思いました。