国産傘の大きなメリット

気に入っていた折りたたみ傘の骨が、強風で折れてしまいました。購入した西武筑波店は閉店してしまい、しかたなくつくば市内で傘修理をしてくれるところをネット検索しましたが、皆無でした。ダメ押しで柏市で検索すると、「リアット!ららぽーと柏の葉店」で傘の修理可能とありました。念のため電話で確認したところ「やってます」とのことだったので現物を持って行ったところ、「これはダメです。部品の交換が必要な壊れ方ですから。」
店員さんによると、日本で売られている傘の大部分が海外の人件費が安いところで作られているので、部品の取り寄せが必要な壊れ方だと、日本のどこでも修理できないのだそうです。
がっかりして帰宅したところ、留め具のところにMADE IN JAPANとあるのに気づきました。

一縷の希望を託して「TOKYO PRINT 傘」で検索したら、カネイという会社が製造していることが分かりました。その会社に電話したら修理もやっているということで、ちょっと高かったけど国産の傘を買ってよかったと思いました。
使用している分析装置も、国産だとすぐに修理に来てくれますが、海外のだと部品の取り寄せだけで2ヶ月くらいかかってしまい、仕事に支障がでることがあります。日本の多くの製造業が海外に拠点を移していますけど、いつかそのためにサービスが低下するのではないかと心配になりました。