パリのジュンク堂

そろそろ帰国するはずの娘にLINEで日程を問い合わせたら、つきあっている方から本を頂いたと、樹木希林著「この世を生き切る醍醐味」の写真が送られてきました。
え?その方、日本語話せるの?と聞いたら、パリにジュンク堂があって、店員さんに相談して選んでくれたそうです。
ネットで調べたら、完璧な日本語を話すフランス人の方が店長をされているとのこと。1977年開店と、かなり歴史があるようです。

「にしても、1年もいるんだから、彼氏と話すときはフランス語にしなさいね。」「フランス人とつきあって3年目の人は、2年目でやっと話せるようになったと言ってたよ。」
私はアメリカに着いて3ヶ月で夢も英語になりましたから、そんなにかかるハズないじゃんとは思いましたが、今はLINEなどでフランスにいながら日本語でいつでも家族や友達とコミュニケーションできる時代。私が留学した1970年代は国際電話しかなく、それも相当高額だったので、家族に電話したのは大晦日と帰国前の2回、3分未満。ホームステイだったので家でも常に英語、日本人にも英語で話してましたから(例えばボストン美術館の日本人キュレーターさんとか)、1年間ほぼ英語づけだったわけです。
「頑張って日本語と英語を一切断ったら、1年で話せるようになるよ。」と書きましたが、そんな根性ないでしょうね。
ちなみに彼氏さんはスペイン語と英語が話せるそうで、脳天気な娘は、「フランス語話せるようになったらスペイン語教えてもらって、4カ国語話せたら楽しそう。」と書いてきました。。。