昨日書いた卵サイズの話、実はお隣の大気海洋研のN所長のご専門なのでお電話したら、土曜というのに所長室におられたので、「せんせ〜、じつは琉大から来はった学生さんがいて、ヨシノボリの卵サイズ調べてはるそうなんですぅ。それやったらN先生の世界やん、今度の海洋研の一般公開でお話聞ぃたら?ゆ〜たんですけど、それはむずかしそ〜なんでぇ、よろしかったら、今、会ってくれはりません?」「えぇけど、僕あと2年やしなぁ」「え〜〜〜?せんせ〜、あと2年?ほんまにぃ?」みたいな会話を標準語の2倍速でやってました。やっぱ私の本当の言葉はこれやわ!
で、最近また、たかだか400年くらい首都だったところの言葉がうまく出てこなくなり、同時に英語も今まで以上に出てこなくなったのですが、由緒正しき日本語はかくもスムーズにでてくる。
私が、自分の体調不良は更年期でも気のせいでもなく、脳に何かが起こっている為だと確信していたのは、ベトナム語・ラテン語・中国語、スペイン語、ドイツ語が全然記憶外になり、教養の二語にとったロシア語とアテネフランスに通ったフランス語も忘却され、その次に英語、そして標準語と、37歳以降に順番に使えなくなったからなのですが、それがまた今起こっている。でも、前回のように、何度か横にならないと夕食の支度さえできないという状態ではないのに、由緒正しき日本語は話せて、英語と現在で標準語とされる日本語がうまく操れないのは、何故?
可能性1:今度こそ本当に老化とか更年期とか、37歳で言われたことが起こっている。
可能性2:1日最低2時間以上、英語を聞き続けて、言葉がちゃんぽんになっている。高校生の頃、それが起こっていただろうときは、マサチューセッツについてから3ヶ月間は言葉のリズムに全くついて行けず、3ヶ月たったあるとき突然、夢も英語になった。その間、一言も日本語を見る・話す・聞くことなかったけど、その時にいわゆる標準語を話そうとしたら、今くらいおかしかったかもしれない。
理系に固執してよかったと思うのは、自分の個人的経験を一般化できるかも?とか、これはダメかもとか、楽しめること。でもそれが楽しめるのは、一度は文科三類から東洋史に進学決めて「これじゃない」と確信できたからかもしれません。
ということで、上記どちらの可能性なのか、脳のMRIとか、自分で自分を観察することから情報を得て解釈して、という作業を始めなくちゃ。そうしないと楽しむどころか、対策さえたてれない。