カナヘビ

今年産まれのアマガエルを6月に連れてきたところ、8月頃からアマガエルらしい声で鳴くようになりました。何度か目撃はしていますが、火鉢水槽には全く寄りつきません。
代わってやってくるのは、産まれてまもない感じの小さなカナヘビです。この日は二度目の目撃です。両生類のアマガエルよりも、爬虫類のカナヘビの方が水辺に寄ってくるのは不思議な気がします。
大人のカナヘビはアマガエル同様、水気のないところでよく見かけます。肥料をいれている蓋付きバケツの中にいたこともありました。前回開けたのは1ヶ月以上前なので、少なくとも1ヶ月は水無しで過ごしたことになります。驚きました。
庭の観察だけでも、生き物たちの意外な姿に触れることができます。小学校では総合学習の生き物観察をNPOに任せるところがあるようですが、NPOは必ずしも科学的な素養があるわけでなく、中には平気でウソを主張しスコミ受けを狙うところもあります(宣伝に力をいれるNPOは、それが唯一の収入であることが多いです)。校庭の観察から発見させることができないからNPOに頼るのだとしたら、情けない限りです。

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