日本の小売りの典型例?

某ドラッグストアに漢方薬を買いに行きました。割とメジャーな薬だったのですが、その店には在庫がなく、取り寄せになるとの事でした。価格を聞くと5000円近く。以前にそのドラッグストア系列の他店で買ったときは3000円しなかったので、「ちょっと考えます。」と言ってスマホで検索したところ、やはり3000円していません。
店員さんにその情報を見せたところ、他の店員に尋ねてくれて判明した驚きのシステム。その系列のドラッグストアは、店によって価格設定が違っているのだそうです。ただし系列のネットで予約して、地元の店に取り置きの形で配達してもらえば、ネットに出ている価格で購入できるとのこと。
早速、アプリをいれて注文したのですが、どうやっても「支払い方法の選択」という画面がでてきて、取り置いたものが届いたときにお店で購入するという選択肢がでてきません。
店員2名に加え店長まできていろいろ操作、それでも分からず電話で本社に問い合わせ、1時間以上かかってようやく取り置きで注文できました。
そもそも同じ系列なのに価格が数千円も違うというのがビックリですし、店員でさえ使い方が分からないアプリのまま流通しているのも驚きでした。日本はサービス業のきめ細やかさが売りと言われますけど、同時に、ネットやITは遅れているとも言われます。その典型例を見た思いでした。