夏が正念場

つくばでは鉢植えバナナさえ、頻繁に水をやらないとグッタリしてしまう暑さが続いています。この季節、ニホンミツバチが脱走するリスクが一番高いと師匠に言われ、頻繁に観察しています。

6月3日のブログでご報告したように、この時点で既に暑さで巣箱の外に貼り付くようになっていました。それで出入り口の扉を取っ払って風通しをよくしたのですが、それでも梅雨の間は外壁に貼り付いて休んでいました。

ところが不思議なことに、梅雨が明けて猛暑になった途端に、壁に貼り付く個体がほとんどいなくなりました。どうやら花が少ないこの時期は子供が増えず、個体数が6月より減って、巣箱内が6月ほど暑くないようです。巣箱に手を突っ込んでも、6月よりかなり涼しい感じでした(うちのミツバチは私の臭いを覚えたのか、素手で突っ込んでも刺しません)。

それでも巣の中は下記の状態。

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暑さを和らげるため、暑い日には巣箱の入り口に扇風機役のミツバチがズラッと並びます。写真だとわかりにくいのですが、蜂の体のまわりがうっすら白くなっています。羽を高速で回転しているためです。

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今日は風が巣に直接当たる方向に吹いていて涼しいのか、扇風機役は数個体でした。順調にいけば9月に採蜜です。2階のベランダのゴーヤにまで蜜をとりに来る、我が家のミツバチのハチミツ。どんな味か今から楽しみです。