その手があったか!

最低気温が10度近くに下がってきたので、トロピカルフルーツを屋内に取り込みました。
今年は加えて夏野菜の冬越しに挑戦。サンルームはトロピカルフルーツでいっぱいなので、2階の書斎を冬越し場所としました。
発端になったのが、下の写真の右端の「島唐辛子」です。

f:id:Limnology:20201020202201j:plain

産総研で沖縄の野菜や果物を育てるサークルに入っていて、世話人の方から「島唐辛子の苗、欲しい人がいたら差し上げます。」とのこと。欲しいです!とお願いしたら、「鉢代210円は実費」と言われました。ポット鉢が210円?と不思議に思ったのですが、現物を見て納得、大きな鉢に植えられてました。
「これって、もしかして2年物ですか?」「2年物か3年物」「唐辛子って、冬越しできるんですね。」
ということで、唐辛子でできるならシシトウもできるのではとネットで調べたら、
「冬越しの良い点は、早くから収穫できることです。」
とあり、簡単にできそうな感じでした。
それで島唐辛子の隣にあるように、シシトウ2本を鉢植えにして冬越しさせることにしました。ついでにその横のクウシンサイも冬越しに挑戦。
さらには欲張って、バジルを挿し芽して(下の写真の上側の植物)、こぼれ種から生えてきたナスタチウムも鉢に植え替え、冬越しさせることにしました。

f:id:Limnology:20201020202251j:plain

シシトウはいつも伏見甘長の苗を購入するのですが、年によっては辛いのが混ざる確率がすごく高いことがあります。今年の苗はほとんど辛いのがなかったので、冬越しできれば同じ苗なので、とても助かります。なぜ今まで冬越しさせることを思いつかなかったのか、さすが還暦で固定観念にとらわれてるなぁと反省しました。
小学2年生の時、大切にしていたサルビアが枯れるのがいやで、暖かい状態にしてあげたら枯れないのではと思いつきました。今のような床暖房の家ではなかったので、日中は日当たりのよい窓辺、夜は浴槽の蓋の上に置いて冬越しさせたら、まるで木のような立派なサルビアになりました。あの時の脳の方が今よりずっと柔軟性があったようです。