茎の長いタンポポ、花盛り

つくば中心部の公園を結ぶ遊歩道では、茎の長いタンポポの花が最盛期を迎えています。ブタナです。

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昭和初期に日本に入ってきた外来種だそうですが、私が学生の頃の駒場や本郷ではあまり見た記憶がありません。駒場ではむしろシロバナタンポポがあちこちで咲いていて、私のような関西出身者が「タンポポは本来白いもんや!」と種を持ち込んだに違いないと思ったりしてました。
セイヨウタンポポが咲いた後にブタナがタンポポのように咲くのを普通に見るようになったのは、つくばで暮らすようになってからです。Wikipediaには「若葉はクセが少なく、サラダ、茹で野菜、揚げものなどで食される。タンポポよりも苦味が少ないことが多い。根はタンポポと同様に、コーヒーの代替品として炒ってハーブティーとして飲まれる。」とありますが、この時期は野草に頼らなくても葉物野菜は充実しているので、あえて試す気にはなってません。
下記によると、ブタナは猛暑の大阪でも元気に繁茂しているようです。昨年の夏のように、あまりの暑さにミニトマトやゴーヤなど多くの夏野菜が不作になる時期につくばでも元気で生えていたら、試食してみる価値はありそうです。