ミスマフェットというシンビジウムの品種はキンリョウヘンと原種シンビジューム・デボニアナムの交配種で、キンリョウヘンをしのぐほどの日本ミツバチの誘引が期待できるそうです。
今日午前の「つくば蜂友会」で師匠が見せてくれて、
「『みずほ』で買った。キンリョウヘンも売ってた。」
とのこと。
「みずほ」はカンブリア宮殿で取り上げられたこともある、ユニークな野菜直売所です。
野菜以外にも良質な商品をいろいろ売っていて、生クリームやバターを作れる、風味豊かな東毛酪農の牛乳も売っています(「美味しんぼ」で牛乳嫌いの子供でも飲めると紹介された牛乳です)。
東毛酪農低温殺菌牛乳 720ml - 牛乳・乳飲料 - 商品紹介 - 東毛酪農業協同組合
ここでは花や野菜の苗も売っていますが、数年前に春植え苗を買いに行ったときには「蜂を誘う蘭」を見た記憶はありません。無くて当然、あったらラッキーと閉会後に直行したら、運良く1鉢だけミスマフェットが残っていました。そして価格も花付きで3300円!これがいかに安いか、楽天市場などでミスマフェットを検索したら納得できると思います。
キンリョウヘンに至っては8鉢くらいありました。どちらの置き場にも「ニホンミツバチ誘引に効果的」との説明パネルがありました。キンリョウヘンはジョイフル本田でも扱っています。どうやらつくば周辺はニホンミツバチ愛好家が急増しているようです。
そういえば今日の蜂友会は20人以上も参加者がいました。前回の巣箱作りのときは10人程度で、それでも「愛好家、増えたなぁ。」と思っていました。蜂友会だけでも指数関数的な増加です。
ミツバチはネオニコチノイド系殺虫剤の影響をモロに受けます。せめてつくば周辺だけでも、蜂を通じて愛好家がその悪影響の深刻さに気づくことで、ネオニコチノイドを使わない農業が広がってくれればと思います。