コロナウイルスワクチン接種、若者世代では打ちたくないと答える率が高いそうです。
上記記事では打ちたくない理由として副反応への不安が大きいとし、さらに「集団接種の経験が無いからでは?」と分析しています。
私は、ちょっと違った見方をしています。
都会に限れば、若者世代の多くが単身者です。万が一、帰宅してから深刻な副反応が出た場合(高熱とか、ふらついて歩けないとか)、単身だとそれが原因で脱水症になったりして、生命の危険につながるかもしれません。若者世代だけでなく、単身の方は同様の不安を持っているのではないでしょうか?
この場合、政府がすべきことは啓蒙ではなく(副反応はゼロではないのですから)、単身者が不安無く接種できるように、希望者には医師・看護師が常駐する有料宿泊施設を用意するなどではないかと思います。
単身者だけでなく、自宅で介護をしている方も同様のニーズがあると思います。もし自宅で自分に体調変化があっても、同居者が被介護者だけではどうしようもありませんし、下手すると被介護者もろとも共倒れになります。であれば接種後1,2日は医師常駐の施設に宿泊し、その間は被介護者をショートステイに出すなどする方が、よほど安心です。
そもそも国民が十分に接種できるだけのワクチンが早くも不足している事態を招いている政府なので、そういった配慮ができるとはとても思えませんけど、若者が身勝手で打ちたくないと主張しているような理解は違うかな、と思います。