昨年10月24日記事で、外来ヒガンバナが主流だった赤塚公園で、在来ヒガンバナが盛り返したと報告しました。
おさらいですが、在来ヒガンバナは毎年ほぼお彼岸頃に咲き、実がなりません。外来ヒガンバナは近年になって輸入されたもので、実がなることで区別できます。開花は毎年大きく変化します。今年、外来ヒガンバナは8月19日に開花しました。
在来ヒガンバナはほぼお彼岸(9月21日)前後に開花し、私が定点観測をしている洞峰公園喫茶店植え込みでは2017年が9月14日と早く、2012年が10月5日と遅い開花でした。昨年は9月24日開花でした。
自宅には在来と外来どちらも植えてあり、自宅で開花したら洞峰公園(在来)・赤塚公園(外来)の開花を確認に行きます。
昨日、早くも自宅の在来が花芽を出してました。
洞峰公園の喫茶店まで見に行ったら、やはり出ていました。
で、昨年、在来が盛り返した赤塚公園に行ったところ、開花していました!これが在来か外来かは実をつけるかどうかで確認する必要がありますが、昨年の状況から在来だと思います。だとすると9月10日開花ということで、在来の開花としては最速になります。
「今年のヒガンバナ開花で思いついた!」で、外来は少し涼しくなってから長雨になると咲くのではないかとの仮説を提案しました。もしかしたら在来も、9月になって長雨が続くとお彼岸と勘違いして出てきてしまうのかもしれません。2011年、2012年が10月になってからの開花だったので、これらの年の9月の降雨状態を確認して、9月が少雨だったとしたら、長雨説が確からしくなります。