庭の大部分に野菜や果物が植わっているのですが、そう見えないよう、門から玄関までのアプローチは花が綺麗な果樹と花木や花苗中心にしています。手間がかかる花だと世話する時間がないので、何もしないでも育ってくれるもののみが淘汰に残っています。
今の時期、門の前に広がっているのが秋明菊です。
昔からこの位置に植えていたのですが、雑草が生えてくるのでレンガでおおったところ、生き延びてレンガの隙間から生えてきました。このため雑草はほとんど生えません。
玄関に近づくと、ヤブランが見頃になっています。ここは日陰で、雨もあまり当たりません。その状態で放置するとドクダミさえ生えないようで、ヤブランとバランだけが年々増えています。
下の花は「和」ではないのですが、ウチの環境があっているらしく、球根を1つだけ増えて植えっぱなしにしたら年々増えて、今ではこの通りです。コルチカムといいます。夏には雑草で覆われるのですが、秋に花がでてくるときに花が押しのけてしまうようです。花の後は、君子蘭のような大きな葉がでて雑草を抑制します。
果樹や野菜と違って花には肥料をあげたことがないのですが(もちろん無農薬)、酸性雨に含まれている硝酸と、土壌に含まれているリンとカリウムだけで十分なようです。マニュアルではほとんどの花について肥料をやるように指導していますが、無しですむならその方がよいですよね。
また、「秋明菊 育て方」でググルと下記がトップでヒットするのですが、「土壌がアルカリ性に傾くと極端に生長が悪くなるので、コンクリート塀や家の基礎などコンクリートの近くには植えないようにしましょう。」とあります。ウチの秋明菊だけが突然変異したとは考えにくいので、マニュアルに書かれていることって、マジメに信じない方がよいかもしれません(自由度が減りそう。。)。