手間暇は無関係

ヒメトウガンを収穫しました。長さ20cm、2kgとずっしり重いこのトウガン、写真で分かるように地植えではありません。

下の写真の右上にある白い袋に土を入れて、ガレージで育ててました。

袋栽培では鉢底石不要です。土を入れてから下4分の1に目打ちでブスブス穴をあけておけば、土は流出せず水だけ出ていきます。苗は昨年の実から採取した種から育てたもの、土は昨年の夏はゴーヤ、今年の春までは大根をこの袋で育てていて、その同じ土。リフレッシュ剤なんて使いません。固結防止のため、市が定期的に配布しているダンボールコンポストで自家製野菜屑・果物屑だけ入れて堆肥にしたものを混ぜるだけです。牛糞・鶏糞など有機肥料はどんな餌を食べた糞かわからないので、化学肥料使用の無農薬栽培です。

こんな育て方でも全部で5個なりました。この実で最後だったので苗を抜いて、発芽させていた春菊を植えました。
培養土なんか買わないし、袋栽培を始めてからはプランターも買わないし、マルチも使わないので経費はほんのわずかです。無農薬野菜を購入していたら、家計を圧迫していたと思います。土造りなんて面倒なことはしないし草採りもほとんどしないので、手間もわずかです。
冬野菜は春菊・コマツナ・パクチー・サラダ菜・カブ・ニンジン・大根・ホウレンソウ・ルッコラ・不断草・ビーツ・ブロッコリー・タマネギ・パセリ・デイル・水菜といろいろ育てていますが、夏と違って成長速度が遅いので量的には不足しがちです。でも夏の間にカボチャやトウガンを確保できたので、この冬も野菜・果物を全く購入しないで過ごせそうです。

なおトウガンに混じって写っている菊は、ガレージのコンクリートのわずかな割れ目から勝手に生えてきました。園芸品種らしく綺麗な花をつけるので、切り花に使うため抜かないでいて、今年で2年目です。この菊もそうですが、その場所の環境があっていれば、植物は勝手に育ってくれるようです。