夏野菜も冬野菜も

今日のつくばの最高気温は23℃、明日は25℃と夏日になるそうです。
昨年も今年もゴーヤは真夏は暑すぎて実をつけず、涼しくなってからまたなるようになりました。今年は11月になってもこの通りです。

暑さで冬野菜の種まきのタイミングが難しかったのですが、コマツナ、デイル、カキ菜、ニンジンなどの発芽に成功、間引いた芽はサラダのつまになります。

サラダのメインは立派に育ってくれた水菜。今年は暖冬らしいので、うまくすれば1月くらいまでいただけそうです。

サラダにかけるのは最近はまっている、市販マヨネーズに自家製ハチミツと下の写真の黄色い粉末を混ぜたものです。さわやかな香りがするハチミツマヨになります。

黄色い粉末の正体は自家製ミカンの皮です。天日干ししたものをコーヒーミルで粉末にしました。

ミカンの皮は漢方薬の陳皮です。

古いほどよいとあったので昨年のは保存しているのですが、貯めるだけではつまらないので、今年のは苦みを感じない利用はできないかと思って粉にしてみました。狙った通りの効果に大満足です。

父の実家はミカン農家でした。ミカンの皮は関西ではナマコに酢をかけたものに香り付けに刻んでいれるのですが、ミカンはかなり農薬がまかれるので、祖母が無農薬で育てたミカンを毎年送ってくれて、その皮を保存して使っていました。農家がかなり農薬を使う事を両親は知っていたので野菜も近くに貸し農園を借りて、減農薬(定植時などには使っていた)で育てていました。タマネギも大量に育てて、軒下に1年分吊されていました。もともと植物を育てるのが好きな私は頻繁に手伝っていました。

私が野菜と果物を無農薬自家製でまかなえているのは、子供の頃から両親と農作業をやっていたからだと思います。小学校で無農薬の野菜作りを必修にすれば、環境はかなりよくなるだろうと思います。虫食いになったとしたら虫達がたくさん来ているということで、蝶やバッタを捕って遊ぶこともできます。子供の頃から虫に親しんでいれば、やたら殺虫剤をまくようにもならないかもしれません。どうでしょう?