ふざけるな、厚労省!

厚労省は2021年に水道水質基準の見直しを行いました。

https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000866643.pdf 

その見直し内容に対するパブリックコメントは、実に14800件も寄せられました。厚労省はその中から「代表的な意見」として「水道水に農薬を混入しないでほしい。」をあげています(上記PDFの11ページ)。水道水に農薬が混入してしまう現状が不安だ、という意味と捉えるのが常識でしょう。ところが厚労省はこのコメントに対して、
「水道水を作る際に農薬を入れることはありません。水質管理目標設定項目の農薬類は、水道水のもととなる水中に存在していた農薬が、水道水中に残存している場合を考慮して設定しています。今回の改正案は、水道水に農薬を添加するためのものではありません」と回答しているのです。
コロナで忙殺され精神的な病に陥った一職員が誤って書いてしまったのならともかく、一般公開されている文書ですから、上司などのチェックはあったハズです。つまりこのような、国民を馬鹿にし、健康をないがしろにしているとしか思えない回答に何の疑念も持たないのが、厚労省という官庁ということになります。
こんな国で税金取られるのが、心底あほらしくなってきました。。。