転ばぬ先の認知症対策

8月1日記事で、筑波大学の臨床研究でMCI(軽度認知障害)と診断されたと書きました。

海馬には異常なく、血液検査で「MCIのリスクが高め」とされていました。
血液検査がどれくらい信頼できるのか論文を探したところ日本語の論文が検索されました。

血漿を用いたMCIスクリーニング検査と血漿Aβ40,Aβ42レベルのアルツハイマー病と軽度認知障害(MCI)の血液検査としての臨床有効性

この論文の引用文献から、アルツハイマー病との関連が指摘されているアミロイドβに関わるタンパク質を測っているらしいことが分かりました。
そうしたところ昨日、「認知機能が衰えるほど神経ネットワークが機能しなくなりバランス障害が顕著になる」というプレスレリースを目にしました。

【プレスリリース】認知機能が衰えるほど神経ネットワークが機能しなくなりバランス障害が顕著になる | 日本の研究.com

臨床研究に参加して1ヶ月で論文が出るなんて早すぎる!と思って読んだところ、某病院に通院している認知症患者とMCIの方を選んで調べた結果で、血液検査との関連は調べていませんでした。プレスレリースの末尾で、「今後、健常高齢者に対してもバランス機能と頭部MRI画像指標を測定し、健常者とMCI群のバランス機能を比較する」とありました。それが私が受けた臨床研究のようです。
私の場合はMRIの結果は異常なしなので、認知症以外の原因でバランスを崩しやすくなっていると考えた方がよいのかもしれません。
アミロイドβがたまらないように食事や生活習慣を改善することで、認知症になるにしてもなるべく発症が遅くなるようにしたいと思いました。
MCIと診断されてネットで対策をいろいろ調べたのですが、下記が比較的わかりやすく、かつ、網羅的だと思いました。年代別の対策も紹介していて、20代は運動に加え、思考能力を鍛えるよう勧めています。