物価上昇リスク

定年まであと2年、一昨年あたりから新規に応募できる助成が急速に減ってきました。外部資金が無いと運営費だけでやりくりしなければなりません。
2週間前に「賃上げが物価上昇に追い付かず」と報道されていましたが、大学から支給される運営費が増額することは、まず無いです。

学生さんは現在3名いて1名は3月に、もう1名は9月に修士を卒業します。9月卒業の学生さんには、今月中を目処に分析を終了するよう伝えています。
2年後の3月に修了予定の博士1年の学生さんは、まだまだネオニコチノイド分析が続きます。分析に必要な様々なものが値上がりしているので、ネオニコチノイドを抽出する「固相」と呼ばれる消耗品は、とりあえず60回分追加注文するよう秘書さんにお願いしました。
イスラエルのガザ地区侵攻やウクライナ情勢によっては、値上がりに加えて納期の長期化も懸念しなければなりません。アメリカ大統領選挙の結果如何で、想像を絶する事態になる可能性もあります。やれやれです。