種からは躊躇する夏野菜

自宅で育てているかなりの野菜は種も自家採取です。夏野菜ではカボチャ、ゴーヤ、オクラ、枝豆など。
そんな中でシシトウとナスは苗で買っています。シシトウは種を回収しても遺伝子のちょっとしたゆらぎで辛くなるかもしれず、ナスは種回収のタイミングが分からないことと、寒暖差が激しい昨今の種まきシーズンで、種からうまく苗まで育てる自信がないからです。
それで週末に4本パック258円の千両2号という品種のナス苗を買ってきました。ナスは嫌地するので、それを防ぐための接ぎ木苗だと1本298円でした。今年ナスを植える場所は過去2年ナス科は植えていないので(トマトもシシトウもナス科です!)、接ぎ木苗でなくても大丈夫。
とは言えナスの定植は本葉8枚以上の方が無難とされているので、とりあえずポットに植え替え、今日は終日寒くなりそうだったので屋内に入れたままにしました。

戦前の農家は自家消費する様々な野菜の品種を自家採種で守ってきました。農薬や化学肥料、遺伝子操作などがない中で、その地域に最適なものが選び抜かれ、冷蔵庫も無いなかで年越しさせ、守ってきたのです。どれほど豊富で合理的な知恵に支えられていたのかと思います。。