袋で簡単、野菜づくり

時間もお金もかけない主義のウチの家庭菜園。水やりは手抜きできませんが、土作りは全く手間をかけません。容器で野菜を栽培した後、使えそうならそのまま使い、固すぎると思ったらしばらく日ざらしにします。卵の殻がたまったら、砕いて混ぜておきます。

それにコンポスターで作った堆肥を1:1にしたものを新しい用土とします。市販の野菜用培養土と全く様相が異なりますが、土作りに時間をかければうまく育つとは限らないと私は思っています。
容器はプランターと、赤土や鹿沼土の袋を使っています。これに上記の土をいれ、袋の場合は錐で適当に穴をあけて通気・排水を図っています。プランターだと鉢底石を入れるのですが、袋栽培だと土だけでOKです。
ゴーヤは昨年採った種から育てた2苗をこの袋で栽培しています。肥料は有機ではなく、窒素:リン:カリウム=8:8:8の化成肥料です。つくばの雨は硝酸濃度が高いので、窒素が多めの肥料をやると窒素過多になります。牛糞などはどんな飼われ方をした牛の糞かわからないので、一切使いません(農薬たっぷりの穀物飼料とか抗生物質入りの餌を食べてたかもしれません)。

順調に育って、現時点で6つ実がなっています。

ガレージで育てているトウガンも袋栽培です。

実が日に日に大きくなっていきます。熱いコンクリートの上なので、害虫は全く来ません。

今年はショウガも初めて袋栽培してみました。ショウガは嫌地するそうなので、袋栽培でOKなら毎年植え場所を変えずに済みます。今のところ順調に育っています。

トウガンもショウガも前年の実から採った種や根を使っています。うちの庭の野菜は苗もほとんど自家製なので、必要経費はナスやパプリカ、タマネギなど購入苗数種分と化成肥料くらいです。消費する野菜はニンニクやショウガも含めすべて自家製で賄えて、購入するのはキノコ類だけです(キノコ類は農薬使っていても少ないだろうと思って)。無農薬野菜を購入するコストを思うと今程度の手間は十分コスパがよいのですが、さらに手抜きして時間をかけないようにするのが工夫のしどころです。