ウナギの飼い方

このブログの読者から「ウナギの飼い方をご存知でしたら教えてください。」との質問が寄せられました。金魚(=食事時間が近くなると横になって泳いでおねだりをするという特技を持つ)なら飼ってますけど、ウナギはなあ。。。
ということで、知人が飼っていたことを思い出し、ノーハウを教えてもらいました。
彼のウナギは、生オキアミ(=アオムシやミミズより安い)で飼育していて、もう20年近く生きているそうです。ウナギは目が悪いので、体の表面に餌が当たらないと認識できない。それで、ピンセットでオキアミをつまみ、ウナギの肌をオキアミでさすってやると食べてくれるそうです。水温が低下すると餌を全く食べなくなりますが、4ヶ月ぐらい絶食しても平気なんだそうです。
ウナギは隠れる場所があると安心するようなので、筒を入れたり、潜れる砂や小石を敷き詰めたりします。あまり水深を深くすると徘徊する癖があり、水槽から脱走することがあるそうです。
水は1週間に1回ぐらいは換える。彼のウナギはカルキに強いので、直接水道水を入れているそうです(ちなみにウチの金魚は水を換えないで2ヶ月ほっといても平気だけど、カルキはダメそう)。
巻貝のカワニナを水槽に入れておくと、付着藻類を食べてくるので、ガラスの掃除は一度もしたことがないそうです。ただしコイを一緒に飼うとカワニナを食べてしまうので、一緒にはしないこと、だそうです。そういえば金魚もタニシを食べてしまいました。
30cmを越えるメタボ金魚でもそれなりに可愛いので、ウナギも飼うとなかなか可愛いだろうなと思いました。