もし雅子様が脳脊髄液減少症だったら

先日お誕生日を迎えられた雅子様。断片的な報道しかありませんが、この後遺症の女性患者の中では、「もしかしたら雅子様もそうなのじゃ。。。」と思ってしまうことがあるようです。
出産が原因でこの後遺症になる例は、決して少なくないようです。
参加予定だった式典を1時間前にドタキャンなどの報道は、この後遺症特有の、その時になってみなければ体調がわからない、体調の波のせいかもしれません(完治宣言を受けた私ですが、今でも何でこんなにだるいの?という日はあります)。
もしそうだとしたら、私などはテレ朝の報道がきっかけで、知人から「これじゃない?」と言われて、1年の予約待ちとは言え検査してもらって、やっぱりこれだったということで、ブラッドパッチを受けることができました。そしてフルマラソンも完走できるまで回復しました。でも皇室だと、日本の医学界で正式に認められない後遺症だと、診察さえ受けることができないのでしょうね。お気の毒です。
それにしても年金や薬害肝炎など、数々の国民をないがしろにしてきた事例で悪名高い厚生労働省。もう何千例も治療されている先生方がおられて、そういう先生方がガイドラインを作っているのに「これからエビデンスを集める」とか言って、これまで治療に当たったことがない医師ばかり連れてきて研究班を作らせる(しかもその一部は保険会社関係の雑誌に否定的な記事を書いているらしい)。自然科学の研究者としては考えられないです。医学って、いまだに白い巨塔なんだなあと(そして白い巨塔には出てこなかったけど、それにたかる官僚が必ずいるんだなあと)、つくづく思います。

(追伸)
脳脊髄液減少症って、交通事故ではない原因も結構あるとのことです。たとえば、友達に殴られたことが原因という記事が下記。
脳脊髄液減少症:同級生殴った中学3年男子、傷害容疑で書類送検−−福岡