修論実験は一発勝負?

21日は修士1年のI君の実験のご相談で、共同研究者の方の所属先に二人で伺いました。実験対象の魚は、どちらかというと大きめの肉食魚。コンクリート水槽にその魚を1尾だけいれて、さて、その魚が捕食する動物はどれだけいれればいいか、その動物が捕食する餌の量は、その餌を設置することが肉食魚の行動に影響しないかなど、議論し出したらきりがありませんでした。。。
「できれば予備実験を重ねたいところですね」との共同研究者の方のご指摘、もっともです。問題は、大学院しかない当専攻では、4〜7月の結果がメインになる修論だと、今年度を予備実験、来年度本実験という形がとれないことです。
今年のM1については、卒論と同じテーマを深める形で4月早々からフィールドに行っていた学生もいました。また陸水研では、現在学部4年の新M1の一人が、3月から現修士1年T君のアナモックステーマの一部を引き継いで実験を始めます。なので彼も修論研究中に2回、同じ時期の実験ができます。
今の学部3年で、2008年8月の入試で陸水研を目指している方は、合格早々にでも修論のテーマを相談に来ていただくのが無難かもしれません。。。