社会のお勉強

中学での部活はアマチュア無線、趣味は自作PCと、そのカスタマイズにゲームという息子。「PCはいくらやっても疲れないけど、読書は目が疲れる」と本を読むことはほとんどなく、国語・社会・英語の成績は地を這っていても気にもとめず。これはどう見ても将来はエンジニアかとは思うものの、少しは社会のことも気にしないと、と心配していたのですが、「学校の勉強する気はしないけど、暇なうちに資格取っときたい」と言いだし、通信講座で国家資格がとれそうなものから、ファイナンシャルプランナーを選んで来ました。さっそく昨日から始めて、「源泉徴収」という言葉を初めて知った彼。税金の仕組みに驚いたようです。
「だって仮に1億人が1日に100円使っても5億が入るわけだから、消費税が税収の大部分かと思ってた。所得税とか住民税って、こんなに取られるんだ」「でしょ。なのに無駄遣いを平気でしているわけ」「お母さんがニュース見て怒っているわけわかった」「これが北欧みたいに国民の福祉に使われるんならともかくね」「確かに」「だから英語もう少し頑張って、一度は日本出てみた方がいいよ。価値観とか政治の仕組みとか、日本がベストとは限らないから。」「まあね。でも英語って、行けば何とかなるような気がするんだよなあ。」「。。。」
30年以上も年齢差がある息子の思考回路は今もって謎ですが、お勉強の「社会」はともかく、社会の仕組みに関する知識はあった方がいいかなという気持ちは、多少でてきたようです。