MIT教授の優雅な生活

夏休みに予定している理学部地球惑星(私は協力教員)の学部巡検、下見にいつ行こうかと、相棒の先生とメールでやりとりしていました。あちらは3歳児の世話で、ゴールデンウィークに行くなんてとんでもない。こちらは落ちこぼれ小6を抱え、平日は宿題を見なければならないから、祝日か土日がいい。結局、日・月で行こうということになりました。

ここまで決める過程で、お互いいかにスケジュールが過密で、生活にまったく余裕がないかがすっかり露呈していました。科研費も惨敗だよね。学生の研究費とか確保するには、いろいろ出すしかないよね。益々忙しい。。。

同じ大学教授でも、私が高校の時にホームステイしていたホストファザーの生活は、もっと優雅だった気がします。MITの地物の教授でしたが、朝1時間ジョギングして朝食の後、7時に家をでて、16時に帰宅。18時まで小学4年生の息子が所属するサッカークラブのコーチをして、息子と一緒に帰宅。夕食の後、夏なら近所のアイスクリーム屋にデザートを食べに出かけて、戻ったら21時から23時くらいまで部屋にこもり、ブランデーグラス片手にクラシックを聴きながら方程式を書いているかと思えば、時々リビングに来てMASHとか見て大笑いしてまた戻る。土日は必ず家にいて、どっちかにパーティーを開いて男の手料理を作る。日中は所属するクラブに連れて行ってもらい、テニスを教えてもらっていました。上の子供達の演奏会にも欠かさず行っていました。

時代が違うからか、国が違うからか、学問分野が違うからか。。。