本郷の青春ドラマ

31日は地球惑星環境学野外調査の最後の宿泊ということで、レクチャー後の懇親会は大いに盛り上がりました。
中でも「青春しているなあ」と感じた話題が、この次の巡検になる、室戸巡検での過去のできごと。
室戸巡検は引率の先生や内容がほぼ決まっているため、3年生が修士1年のTAさんに過去はどんな様子か尋ねていたのですが、そのうちに話題がそのTAさんと同期の学生さんに及びました。その学生さんは男子校出身、俳句に秀で、巡検では野帳と俳句帳を常に携えているほど俳句に没頭。高校時代も図書委員長を務めるなど、経歴だけでも女性とつきあった経験がほとんど無さそうですが、実際にその通りだったそうです。
そんな彼が、ある女の子に片思いをしていると知った同期や当時のTA達で、どこでどうデートして、どういう状況になったらどう対処するかを綿密にシミュレーションして伝授、室戸巡検が終わってあこがれの女の子の元に発つ彼の乗った深夜バスに向かって、全員で「頑張れよ!}と手を振って送り出したのだそうです。
幸い、シミュレーションどうりに事が運び、二人の間は今でも続いているとか。
この話を聞いていた女子学生さんから「電車男みたい」との感想がありました。確かに、ちょっとした青春ドラマになりそうなお話でした。