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翌日は一般公開という23日。M1はその準備がある中、もうほとんど修論を書けるくらいデータがでていて「即、論文書くように」とだいぶ前に指示したM君を除く2名と、今後の進め方について相談しました。今年のM1も今のM2同様全員就職組で、これから就職活動に入ります。その間、全く研究から離れるとリハビリが大変なので、就職活動中にやれることも考えてもらいたくて。
Kさんはほっておくとどんどん拡散しそうなので「とりあえずここまででまとめてから」と指導。学生時代にいろいろやってみたい気持ちは分かりますけど、一連の観測・実験が終わったら、次に移る前に、そのデータだけで論文を書いてみるのが大切。そうすると、何が抜けているのか、方法のどこがまずかったかが分かって、そのやり直しなり、反省を踏まえた新たな実験ができます。逆にそれをしないと、同じ失敗を再び、ということにも。。。
H君とは「どれが一番リスクが少ないテーマでしょうねえ」みたいな、かなり根本からの変更も視野に入れた相談となりました。これならほとんどリスクなし、というテーマも提案したのですが、H君はあえて、中リスクのテーマについて、あと10日くらいで自分で探ってみることになりました。
SEAMOのContinueみたいだね」といったらキョトンとしていたので、
「できないからやらないんじゃない、できないからこそやるんじゃないの♪」
最近は「このまま寝てしまってはヤバイ」みたいな局面が続いていて、そんな時に眠らずに済むように延々繰り返して聴いている曲が、ラシーヌ賛歌(フォーレ)か、このContinue(SEAMO)。「どんな夢でもかなえる魔法、それは続けること。苦しみ、悲しみ、その先見える光。自分の道、ずっとずっとcontinue」
こんな重い言葉をこんなに軽々歌って、かつこのメロディーに乗せるセンスって、私が若い頃の歌手には希薄だったなあ。