実は安上がりのニース(2)

ASLOに来ると朝から晩までみっちり聴講するのが例だったのですが、今回は2012年の招致関係で関係者との打ち合わせがちょこちょこ入るなどで、聞きたかったのに聞けなかった講演も多数。
それで聴講記録は明日にまとめて、今回はニースの物価について。
外食しなければ、食費はとても安上がりにできます。近所のスーパーや15分歩いたところにあるもう少し大きめのスーパーでみたところ、どちらもだいたい同じ値段で、生鮮食品ではオレンジ2kg1.79ユーロ、トマト1kg0.99ユーロ。生ハム80g1.65ユーロ、ゆでるだけにパックされたハム入りラザニア250g入り2.6ユーロ、バニラキャラメルプリン100g1カップが4連はいって93セント。常温で保存できるものだと、お湯に溶かすだけのインスタントスープが92g入り(カップだと6杯くらいは作れそう)が59セント、バニラカプチーノの粉末200g(インスタントコーヒーの普通の瓶くらいの量)で1.86ユーロ。マヨネーズ類やドレッシング類も日本では大に当たるサイズしかなくて、それが1ユーロしませんでした。
どの国に行っても必ず調査する乳製品については、不思議なことに2軒とも、牛乳はUHTしかありませんでした。ドリンクヨーグルトで1リットル1.66ユーロ。
お目当てだったチーズは、日本では滅多に売っていない山羊乳の白カビチーズが180gで1.3ユーロ、名称は分からないけれど、たぶん牛乳のチーズで、ソフトチーズとハードチーズの中間くらいのちょっと見たことがないタイプのチーズが180gで1.4ユーロでした。日本では1000円以上で売られているカマンベール(President)も2ユーロくらいで売ってました(こっちの方が若干大きいような)。チーズはざっと見て30種類以上あったので、これは朝・昼・晩、チーズをメインディッシュに自炊したくなります。
なおどちらのスーパーもスーパー袋を出さないかわりに、しっかりした大きな袋を10セントで売っていました。
打ち合わせの後、一緒に食事でもということもあって、今回は珍しく昼食の外食が3回もありました。
Bourcheとメニューに書いてあったとおもうのですが、パンにチーズ・トマトソース・その他の具材(私が注文したのはアンチョビー)が載ったもので、厚切りトースト2枚くらいの量で7ユーロ、スパゲティで8ユーロ、ピザ(日本のより生地が薄くてあぶらっこくない)で25cmのお皿にのって8ユーロ。こういう炭水化物系を避けて肉料理とか魚料理などを頼むと、とたんに12〜20ユーロになって、日本と比べてトントンがちょっと高めかな?という感じでした。