初めての卒業生

昨日(10日)で2日間にのぼる修論発表会が終わりました。陸水研のM2のプレゼンは二人とも私なんかよりとても上手で、見ていて嬉しくなりました。あとは締め切りまでに修正した論文を製本して提出するだけですね。
この3月は、修士の1年から指導した学生さんが初めて卒業するという意味で感無量なところがあるのですが、実は初めての学部生の卒業年でもあります。
東大に移る前の1年間は横浜市大の某コースで学部2年生のゼミを担当し、あわせて2年生を主な対象とした一般講義も行っていました。その当時の学部2年生が今年度卒業です。たった1年ではありましたが、ゼミの学生さんだけでなく、講義を聴いてくれた学生さんが陸水研を進学先に選んでくれたり、卒論を送ってくれたりなど、その後も関わりがありました。卒論を送ってくれた学生さんは3年の時に進論も送ってくれていたのですが、進論の成果をうまく卒論に盛り込んでいて、なかなかのできでした。
正直、横浜市大の学生さん達と過ごした1年間がとても楽しかったことが大学に移るきっかけのひとつだったので、あのときの2年生が卒業という事実は、東大の学生さんと同じくらい感無量です。みんな無事に卒論書けているかな?