洗い場の目地

先日の海外出張は航空機の故障で帰国が1日延びてしまい、土日に2回続けて自宅にいませんでした。掃除は土日に一気にやっているので帰宅した我が家はとんでもない状況になっていました。それで7,8日の土日はとりあえず布団干しとか庭関係の作業をして、祝日の11日は浴室の掃除をしました。2日後にプロジェクト公募のヒアリングがあって、そのプレゼンの準備もしなくてはならず、イチかバチかで、タイルの目地の掃除を「ガスレンジ用金ブラシ+歯磨き粉」にして時短に挑戦してみました。
年末は新聞や週刊誌に「大掃除大作戦」的記事がよく載りますが、昨年末その中にタイルの目地掃除として「砂消しゴム+歯磨き粉」というのがありました。カビ取り剤など、環境に流して絶対大丈夫と確信が持てない物は使わないことにしていますので、目地のカビ取りには日頃大変苦労していました。この方法は確かに綺麗に取れて当初は満足していたのですが、そのうちに砂消しの先が丸くなってきて効率が落ちてきました。それで金ブラシはどうだろうと、前から準備だけはしておいたものです。
もくろみ通り、砂消しよりはるかに綺麗にとれるし、力をうまくかけることができるので砂消しより楽チン、かつ素早く目地のカビがとれました。
タイル部分は「鍋のこげつき用」とされるタワシに歯磨きをつけてこすると、これも素早くきれいになります。薄手の方が、手の力がうまく伝わって効率がよいようです。
浴槽の水アカは米のとぎ汁を発酵させて作っている自家製酢と重曹をスポンジにつけてこすると綺麗になりますが、洗い場のタイルと目地の汚れは物理的にこすり落とすしかないようで、それをいかに効率よくするかがポイントのようです。
時間に余裕ができたら、卵の殻と乾燥したローズマリーをミキサーで粉にして、歯磨き粉の代わりに使ってみようと思います。