インパクトファクターにかわるアイゲンファクター

いろいろ批判はありつつも、その値が高い雑誌にどれだけ多く論文を載せているかで科学技術系研究者の業績が評価される「インパクトファクター(IF)」。私も学生さんには「善し悪しはともかく、就職を考えるとIFが高い雑誌の方がいいから」と論文指導してきました。そのIFが、他の指標に変わるかもしれないという投稿があるMLにありました。
引用されているURLによれば、アイゲンファクター(EF)なるものが考案され、IFを算出している業者までもがIFにこのEFを併記しているとのことです。
アイゲンファクターはIFの3大欠点、1.論文数の少ない小規模の雑誌が高く出やすい、2.Review誌が高く出やすい、3.分野によって偏りが出る、がほぼ解消されたことになっているそうで、IF上位雑誌とEF上位雑誌は劇的に変わるようです。
これから論文を投稿する学生さんは、ちょっと注意が必要かもしれません。