湯の湖の調査

10日は水草がたくさん生えていることがわかっている湯の湖で、サイドスキャンソナーによる画像と水中カメラを使って、水草分布を把握できないか試してみました。
湯の湖では原則船外機は使えず、写真にある手こぎボートでの調査になります。狭くて揺れる船に装置をいかに効率よく設置するかから、M1のA君にとっては課題続出。ソナーで白黒区別できるものの、どれが水草なのかわからない。水中カメラをおろしても流れてしまうし、そもそも船の真下はソナーの画像がないなど、得られた画像についても要検討課題がたくさんでてきました。航路はカシミールに落とすはずだったのですが、精度のよいGPSとは相性が合わなかったらしくプログラムが固まって動かず。それで今夜はこれから、GPSがまともに動くよう再点検することになりました。
明日はA君の発案で、GPSがうまく動いたら、午前の時間はソナーで撮りたい範囲をすべて撮り、PC上で地図に編集する。午後はソナー画像で白かったり黒かったりと特徴的なところに行って船を固定し、水中カメラにおもりをつけて真下の画像を得る、ということになりました。
まだM1の夏前ですものね。試行錯誤はまだまだ続きそうです。