忙しい4月

この時期、新M1は結構大変。指導教員が履修科目を確認することになっている上、陸水研M1は9月までに一通りのデータを出すことを要求されているにも関わらず、テーマ相談したくても指導教員がほとんど大学にいない。今日も指導教員は千葉県環境センターに赴き、大気関係の研究者の方々にいろいろ教えてもらっていたのでした。ECと書いて「伝導度」ではないんですね、この世界(正解はelemental carbon)。
でも、こうみえても、一応それなりに気配りしているつもりなんですよ。今年のM2は過去2年を考えると気味悪いくらい順調。。とか思っていたら、A君が突然、前々から許可してもらっていたフィールドで「釣り解禁の前日なので調査は中止して下さい」と言われて、どうしましょうと駆け込んできました。それからいろいろ、彼に任せたり私が出たりと臨機応変に対応して、彼の仕事が一番活かせそうなフィールドで調査できそうです。今日も許可申請関係で走り回っていただろうA君、お疲れ様でした。
いっぽうで修士受験の相談だけでなく、ポスドクとしての受け入れ、博士課程への進学、研究生として勉強したいなど、陸水研を目指す方の層が一段と広がってきました。
4年目を迎えた陸水研、東大教員の定年がまた60歳に戻るとしたら、あと10年という節目の年です。組織として取り組む最後のテーマを、3〜5年物プロジェクトを3回まわして完成させる感じかなと思います。私にとっても10年後の完成を見据えねばならぬ、急がしい4月です。