あたりまえだけどなかなかできない雑談のルール

学会の懇親会って、大学に移るまではほぼパスでした。話べただから。仕事の話ならいくらでもできますが、雑談となると、何をどう話していいのかパニックになります。研究所のヒラ研究員だった頃は「苦手だからパス!」で済んでいましたが、学生を持つ身となれば、学生さんを紹介したり、就職情報の探索も必要だしと、気が重いながらもできる限り出るようにしています。でも、知らない人に声をかけるのはやっぱり苦手。
先日もある懇親会で「またやっちゃった。。。」があって、何か雑談に関する本がないかと検索したら、そのものズバリのタイトルの本書があり、即買って読んでみました。
見開き2頁で1ポイント、全部で101ポイントが解説されています。「なるほど〜」と思って頁を折ったのが30ポイント分。そのうちのひとつ、相手の真正面ではなく斜め方向で対峙する、は翌日のインタビューで早速に使い、効果があったと思います。話の切り出しとして気候、次に出身地にすると途切れないなど、確かにそうかも、です。
雑談に関して知りたいことはだいたい分かったのですが、ひとつ未解決なのは、話の終わらせ方。学会の講演を聴いて、あとで話しかけたいと思った方が何人かいる場合、適当なところで失礼なく話を終わらせたいのですが、この歳になってもまだそんなことが苦手だったりします。

あたりまえだけどなかなかできない 雑談のルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 雑談のルール (アスカビジネス)