空前絶後

2月に入ると、年度末に学生さんを送り出すための諸々の手続きが始まります。修論発表会やそれを受けての成績決定はその最たるものですが、休学や退学を予定している学生の有無もこの時期に確認します。
中退というと経済的に続かないなど暗いイメージを持っていたのですが、今年度は私の学生さんが修士1年で「おめでた中退」することになってしまいました。その学生さんは某地方自治体の試験に合格し、合格資格が翌年に持ち越せないということで、大学院をやめることにしたのでした。
この学年は4人でスタートしたのですが、もう一人、南極行きで留年する予定の学生がいるので、来年の卒業時には2人になります。今年度卒業生は5名で、私のキャパを超えると実感したのでもう二度と5名はないと思いますが、半減というのも絶後であってほしいものです。