今年は結構体調が戻ってきたので、数年ぶりに手賀沼ハーフマラソンを走ろうと思いました。6月1日が受け付け開始だったので、帰宅してネットでエントリーサイトに行くと「定員に達したため、申し込み受付は終了しました」。そんなぁ。。。
後日ランニング関係のMLで、受付から数時間で締切になったと報告されていました。日中働いている人は、就業中に仕事を中断してエントリーする人もいれば、家族や知り合いに頼む人、なかには会社を休んでエントリーに専念するというツワモノ?もいたとありました。
手賀沼マラソンを早い頃から企画されていたIさんは、私のように全然無理せず適当に走っているシロウトジョガーでも気軽に参加できて、かつ車に邪魔されずゆっくり走れるようなコースが手賀沼の周りにできるように、ここでハーフマラソンをやりたいんだと話していました。巻き尺で測ってコースのプランニングをして、関係者を説得しているうちに、これは当たると思った方々がいつのまにかIさんとは違った企画にしてしまい、一時は「あんなコースじゃケガ人がでる」とIさんが残念がるようなこともありました。
そのIさんとはずっと年賀状でのご挨拶が続いていたのですが、数年前にIさんからの年賀状が届かず、その翌年には私が出した年賀状が宛先不明で戻って来ました。治療中だった癌が原因で逝去されたのだと悟りました(一人暮らしでした)。
人気があるのはよいことだと思いますが、ツワモノでないとエントリーできないような大会になってしまった今日の手賀沼マラソンを草葉の陰から眺めて、Iさんは何を思うのでしょう。