30日に放映されたNHK総合「ダーウィンが来た!」。10年間ほど研究していた八重山諸島の海草藻場(と記憶される場所)がでていて、「へぇ、あの沖合にウミガメ君達が寝ていたんだ」と懐かしく見ていました。
ただし、いただけなかったのは「ウミガメはアマモを食べる」と、何度もナレーションしていたこと。八重山諸島の海草は、九州から北海道に分布するアマモではありません!
一応科学番組なのですから、温帯と同じ草が亜熱帯にも生えると誤解するようなナレーションは、控えてほしかったです。温帯の基準を亜熱帯にあてはめようとして、亜熱帯の自然を守るには適切でない方法が応用されたりしていますから。
せめて「ウミガメは海草を食べる」にしておけばよかったのに。