Matiの海草藻場

Malitaの次の調査地はMatiという、Malitaよりやや大きめの街です。
Matiの街が面する湾を船で移動しながら調査しました。
MalitaでもMatiでも、漁師さん達は独特の形の船を使っていました。

大部分の海岸は透明度が高い海草藻場が広がっていました。ジュゴンの食み跡もありました。

ただし湾内で2カ所ほど、濁りが目立つところがありました。ひとつは最湾奥で赤潮プランクトンが検出されるという水域、もう一つは、地元の方が利用されるリゾートです。

中はこんな感じです。一番大きい部屋ではクリスマスパーティーをしていました。机の奥の壁の裏にはトイレ、その横には流しがあるのですが、下の海にそのまま落ちていきます。

ツワモノのフォルテス先生はこのリゾート直下で素潜りして海草の様子を見ていました。小心者の私は大腸菌が気になり、やや離れた所に移ってから素潜り。それでもやっぱり、かなり濁っていました。

こういった感じなので、環境に関心を持つ地元の方々が、何とか簡単に栄養塩などの濃度を測りたいと思っているわけです。