陸水研の年の瀬

昨日19日は、今年最後の陸水ゼミでした。M1のS君、I君のコースゼミの練習。どうなることやらと思っていたS君の水路実験ですが、とてもおもしろい結果がでていました。ただし本人は私ほどおもしろいと思っていないようです。仮説通りに行かない時の方が、おもしろいものなんですよ!
I君は排水の分析をしているのですが、なかなかうまく行かないようです。発表もいまひとつスパっとしていませんでした。冬休みの挽回を期待したいところです。
昨年から始めた冬学期の輪読も、昨日で完了。執筆能力向上を目的としているのですが、年明けにでてくる(ハズの)M1の修論中間報告と、1月末には絶対にでてくる修論に、成果が反映されているかな。
8日から16日までのミンダナオ沿岸調査は、パックテストと塩分測定で、おもしろい構造が見えてきました。年明けは産総研にこもって海草サンプルの質量分析を済ませたいと思います(大学が動き出すと会議、会議で何もできない。。。)。今回、同行したM1のK君は初めてのフィールドワークでしたが、ボートで転んで肩関節を外した以外は、初めてと思えぬ手際良さでした(外した間接も、落ち着いて自分ではめていたのには感心しました)。
今年は3.11で自宅が液状化したり、実家が被害を受けた学生さんもいましたが、本人がケガをしたというのは、私が把握しているのはこのK君の関節くらいです。事故なく過ごせて何よりでした。年明けにはまた、みな元気で戻って来ますように。